高田知弘 日領会代表ブログ

大衆保守運動グループ「日本領土を守る会」代表 高田知弘が運営する公式ブログです。

まずは憲法96条の改正を!

現在の日本国憲法を頑なに守ろうといういわゆる「護憲派」という
人たちがいる。

特に50~60代に多い。それは自虐史観反日教育を受け、日教組に洗脳された
幼き日の刷り込みが多く残っているからであろう。

その理由を聞くと、「日本国憲法9条」は平和の象徴であり、世界に誇るべきものだ
というお馬鹿な答えが返ってくる。

特に社民党共産党のおばさん候補者に論戦を挑むと根本的に知識不足なのか、
ただヒステリックにこのような答えを繰り返し、まるで議論にならない。

では聞こう、現在の日本国憲法で「戦力の放棄」「交戦権放棄」が明記されているから、
周辺特ア国は、「日本はこんな理想を掲げているすばらしい国だ。お互い平和を維持し
侵略しないでおいてあげよう・・」

なんて考えるとでも思っているのか?

事実は逆である。日本は憲法9条に縛られているから、尖閣竹島の侵略に何も手を打てない
だろう。これを逆手にとってやりたい放題やってしまおう。

というのが周辺特ア国の考えていることである。

尖閣諸島への漁民工作員が乗った船など、普通は
海軍によって撃沈されるというのが国際社会の常識である。

憲法9条はすばらしいものでも何でもない。それは戦後教育の洗脳によってそう考える
「考えることを放棄した」人間が言うことであって、自らの領土と主権を
放棄する考えだ。

行使するかどうかは別の議論として、現在の平和的外交交渉も、その背後にある武力によって
発言力が大きく変わるのは厳然たる事実である。丸腰では誰も話も聞いてくれない。

そしてもう一つ、憲法というのは国の根幹であるから、コロコロと変更できるような
ものであるべきでもないという主張には私も同意する。

しかし、何十年たって、周辺の安全保障問題が大きく変わっても、
金科玉条のように、非常に高いハードルを設けて、実質的には改正できないように
なっていることは更に大きな問題だ。

憲法と言えども法律である。そして法律は生き物である。その時代時代にあった形で進化を
遂げていかなければ全く有名無実な意味のないお飾りになってしまう。

そこでまずは憲法96条を改正し、憲法を本当に日本の領土と主権を守るのに意味があるものに
しなければならない。「仮死状態の憲法」から「活きた憲法」へ変貌を遂げさせるのだ。

無論その先には、現行憲法破棄、国民が議論し、あるべき憲法を自分たちの手で創るという
ことがあることは言うまでもない。その一歩が、96条改正にかかっているのである。

代表 高田知弘