高田知弘 日領会代表ブログ

大衆保守運動グループ「日本領土を守る会」代表 高田知弘が運営する公式ブログです。

戦後教育とは何だったのか?

この国を実質的に動かしている中心は、1946年から10数年に
渡る期間に初等教育を受けた世代である。


この時期は、自民党も結党以前であり、もっとも反日教育
自虐史観教育がやりたい放題になされてきた。


日本の歴史を恥じ、日本人であることを恥じ、自分たちの全てを否定すること、
アイデンティティを放棄することを強いられたのである。


ある意味では被害者とも言えるが、それよりも2次的な被害のほうがはるかに
大きいということを知っていただきたい。


この世代(1940年代生まれが中心)はある意味、間違った教育の被害者
ではあるが、一方で恩恵も受けてきた。


吉田茂の経済偏重政策により、日本は驚異的な経済回復、発展
をとげ、そして高度経済成長へと進んでいった。


やることなすこと、こと経済面では全てうまくいった時代である。
国民の暮らしは年を追うごとに良くなった。給料も右肩上がりに増えた。
不動産を買えば価値はどんどん上がった。年金も払った何倍も貰える。老後の心配もない。


おまけに学生時代には、左翼運動という「ファッション」まで身にまとい、武勇伝として語られる。
(当時大学生というだけである程度の経済的余裕があったことは言うまでもない。
そして戦後日本では労働者起源の真の左翼運動は起こっていないと私は認識している)


その成功体験から脱却できないまま、経済が一度失速すると何が残るか?
自虐史観という価値観とそうした負の遺産のみを押しつけられた次世代の不満のみが残るのである。


景気が良ければそうした不満も吸収されて顕在化しないかもしれないが、今はそうではない。


40代以下の人間はどうだ?
上の世代が自虐教育で洗脳されているため、税金は支那、韓国に流れ、
国内福祉は在日などのエセ弱者に優先的に配分される。

汗水たらしてまともに働いているこの世代の中堅~若手層は搾取され、
まともな福祉もない、年金はもらえない。
給料UPなんて期待すべくもない。そして果ては上の世代の
経営失敗のツケを払いリストラまで・・・。


一体、日本の戦後とは何だったのか?

これこそがアンシャンレジームではないのか?


行動する保守運動が40代以下の世代を中心に巻き起こってきたのは、
たび重なる日本の構造矛盾に耐えることが限界に達したからであって、
昨今の支那・朝鮮の傍若無人な振る舞いはそれにきっかけを与えたに過ぎない。


もちろん、支那・朝鮮の暴挙は許すことができないのは当然のことではあるが、
根本的には日本国内の問題でもあるのだ。

代表 高田知弘